アメリカの書店のCD試聴機

 

 アメリカの大型書店はBorders(ボーダーズ)社とBarn’s & Noble(バーンズ・アンド・ノーブル)社の2大勢力が凌ぎを削っている。

 その店舗はとにかく大きく使いやすい。

 今では日本でもあちこちに見られるようになったStarBucks Cofeeのコーナーを店舗内に構えたのも彼らだし、

 立ち読みならぬ座り読みを始めたのも彼らである。

 店内にはそのためのソファー(アメリカではカウチという)を設備している。

 …なぜアメリカでそのサービスが始まったのかは またの機会に書かせていただくとして…

 もちろん音楽コーナーもあってCDを陳列販売している。
 (週末になるとジャズやクラッシックの生演奏もしている店がある)

  その為の試聴機が優れ物。 

 コーナー、コーナーにはヘッドフォンと試聴できるミュージックの洒落たタッチセンサー式の

 案内版兼選択ボタンがあるだけ。

 日本の様に CDがくるくるまわるプレーヤーは何処にも無い。 

 ヘッドフォンを掛け 200以上も選択肢があるアルバムの中から好みの音楽を選んでボタンを押すと

 一瞬のうちにその音楽は始まるし、途中違うアルバムを選択しても2秒と待たされない。

  なぜか?  

  それは音楽が巨大なハードディスクに収められているからである。 

 それが店内のLAN回線と繋がっており、瞬時に好みの音楽が聴けるというわけである。

  要は 巨大なハードディスクとメモリのストレージを持った iPodを多人数で操作できるようにしてあるのだ 

 実は10年ほど前、日本にこの機械を持ち込み CDショップへ販売しようと計画したことがある。

 しかし意外な妨害に会い 販売はできなかった。

  著作権問題である。 

  楽曲をCDからハードディスクへコピーし不特定多数に視聴させるのは違法なのだ。 

 しかし本家本元がOKなのに日本ではなぜ駄目なのだろうか?

 業務用ということでレコード会社各社が後押しをしても良いと思うのだが…

 しかもその試聴機を使えば多種多様な音楽をいろんなお客様に聴いてもらえるんだよ

 売り上げが上がるでしょ?

  CDを購入するお客様も便利である。 

  CDを販売する店舗も管理がしやすくなる。 

  CDが売れれば発売元にも利益となる。 

  杓子定規なものの考え方をして マーケットを狭くしている古い頭の持ち主達に怒りを覚えた。 

  残念ながらまだ日本ではWIN WINのビジネス関係が成り立つ構造にはなっていない。

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