アメリカの不良娘・ベッキー VOL. 12

フライト訓練の内容はこちらを参考にして欲しい。

フライトが終わった。上々の出来。よかった〜。

フライトが終わって、リビングに戻り今日のフライトの反省をしながらも、今日のランチは何にしようかと思案していると、遠くから近づいてくるけたたましい爆音に気がついた。

目をこらしてその爆音の方へ目をやると、『ゲッ! 昨日の暴走族連中だ!』

20台ものチョッパーでこちらへ向かってくる。リビングにいた他の連中も爆音のする方を見て『何だ? 何だ?』と騒いでいる。

僕は仕方なくトレーラーハウスのパティオ(米国ではベランダのことをパティオと言う)へ出て、暴走族を迎えた。

『ハイ、ボン』、『ランチを食べに行くから誘いに来た』

ここは早く彼らを空港の外へ連れ出さないと、理事長に見つかる。小うるさい理事長のことだから大問題に発展しかねない。

『ハイ、サンキュウ−、今行くよ。』

『トホホホ。』『ここから彼らを離すには、ついていくしかないな』

結局彼らのチョッパーに乗せてもらってランチに向かった。

爆音を轟かせてチョッパーが向かったのはピザ屋。

そこには例のスティーブ・マックイーン似のボスと、なんとベッキーが待っていた。スターも一緒だった。

彼らはもう始めていた。大きなピザ(直径60cmくらい)とビールのピッチャー。
昼間から酒!! 参りました。

皆は雄叫びを上げながらビールで何回も乾杯を繰り返し楽しそう。

僕はこわばった笑顔を元が戻すことが出来ずに乾杯に付き合う。

と、始まった。マリファナである。この連中にはマリファナがステータスであるかのように思える。

僕はそれを断り、小さくなって『なんてこったい、どうしてこういうことになっちまったんだ』とブツブツ独り言。

親分が僕に話しかけてきた。

『ボン、今日の集まりは何でか分かるか?』

『わかりません(泣)』

『ベッキーがディヴォースしたのさ』『ボン、喜べ』
親分が『ベッキーはお前に首ったけなのさ』

『は〜……』

ディヴォースってどういう意味だ? ジーパンのポケットから辞書をだし、親分に訊いた、『ディヴォースってスペルはどう書くの?』

『なに〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!! 離婚????????』

 

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「アメリカの不良娘・ベッキー VOL. 12」への1件のフィードバック

  1. 大変なことになりましたね。はたしてこのチョッパーたちとボスと、なによりベッキーと上手くお付き合いできるのかしら。頑張れ日本男子!

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