アメリカの不良娘・ベッキー Vol. 3

ベッキーが自慢のステレオセットで、「天国への階段」のレコードを大音量でかけた。

高音がこちらへ飛んでくる。

以下、割愛(表現が刺激的すぎるので自主規制)

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坪井さんが 「そろそろ帰ろうか」とみんなを促した。

ベッキーに礼を言って CLEARLAKE OAKSを後にした。

その車中、まだ余韻が残る葉っぱの話と、ベッキーとスターの話で持ちきり。 数時間前まで、どちらかというと大人しめで、Written Written (筆記試験、筆記試験)と試験のことしか頭になかった連中が、もう水を得た魚のように、みんなしゃげるしゃべる。

そんな喧噪の中、僕は「ベッキーを俺の彼女にしてやる」と密かに心に誓ったのであった。

翌日 トレーラーハウスでフライト訓練の順番を待つ間、昨日の出来事を俺と坪井さんとで話していたら、

坪井さんが急に

「実は俺、インポなんだよね」

「トル コ(今のソープランド)へ行っても 立たないもんだから いつも女の子の肩をもんで帰ってくるんだ・・・」

「でも、金髪とだったら 立つかもしれん」
(葉っぱもあるし….)

「エ~ッ!!? そんな~~・・・」、と俺は口にも 顔にも出せなかった。

「そうですか、立つといいですね。デート申し込んだらどうですか?」

心にもないことが 口から出てしまっていた。

「そうやな、ボーリングにでも誘うかな?」

「いいですね~、そうしたらいいですよ。」

なんて話していると、アメ車特有の太い排気音が近づいてきた。

ベッキーの車

 

窓の外に目をやると、ベッキーのアパートの前においてあった赤いトラックが近づいてくる。

ベッキーだ!

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