アメリカの不良娘・ベッキー Vol. 6

急にそわそわし出した僕を見て ベッキーが

「 What’s happening?  (どうしたの?)」

どうもこうも 旦那が帰ってきたらまずいだろ~…

「 What time is your husband coming back? (おまえの旦那、いつ帰ってくんの?) 」

回らない頭を振り回して英作文した言葉をなんとか搾り出す。

「 He is not coming back today, he is in jail right now.  (帰ってこないわよ。 彼、いまジェイルの中にいるのよ。)」

今日は戻らないことは分かった…ふ~~ぅっ…(とりあえず ホッと一息)

ところで jail (ジェイル)?ってなんじゃ~?

と僕はいつもジーパンの尻ポケットに入れてある三省堂の小型の辞書を取り出して

How do you spell  ‘Jail’ ?
(ジェイルのスペル教えて…)(このフレーズは覚えておくととても便利)

え~っと、 スペルを聴いて辞書を引くと

『はぁ~~~っ???』   『刑務所!!!!』  『なぬぅ~~~?』

またびっくりしてしまった。

「What did he do? (なにしたの?) 」と僕。

ベッキーが答える。

「婦女暴行よ 3人も犯しちゃったんだから… まったくもう!! 」

な・な・な・なに~~~ぃぃぃ?! まじっすか?

今日は本当にびっくりのしっぱなしである。

それで暫く刑務所にいなきゃいけないの  とベッキーは笑いながら答えたが

もう飯どころではない。

と、!! タバコを買いに行ってくるとトレーラー・ハウスを出てきたことを思い出してしまった。

ダブルパンチを受けた僕は慌てて立ち上がり、ベッキーに

また来るね ごちそうさま!!

といって 僕は走ってベッキーのアパートを飛び出した。

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