「アメリカに教えてもらったこと」カテゴリーアーカイブ

一旦停止の交差点

 

アメリカで車を運転していていつも思うことは

 そのアメリカ人のドライヴィング・マナーの良さである。

 レジデンシャル・エリア(住宅居住区)に入ると良く四面一旦停止の交差点に出くわす。

 そこでは とにかく自分のレーンの停止線に先に止まった方が優先権がある。

 これは日本と同じ。

 他に車がいなければ左右を確認後 発進。

 他に車がいるときは?

  アメリカではこの優先権が絶対で、この優先権をみんな本当に良く守る。 

  先に交差点の停止線にタッチ(笑)した車が発進するまで 他の車は絶対に発進しない。 
 ニューヨークのマンハッタンでは別….(笑)

 アメリカで運転を始めたときは これをなかなか理解できず よく他の車を困らせた。

 僕が最優先権があるにも関わらず 他の車を先に行かせようと待っていると他の車もじっと僕が通りすぎるのを待っている。

 たまにしびれをきらせて先に発進する車もいるにはいるが 本当にまれである。

  アメリカの寛容さと多種民族と生活していく為の大きなルールを感じる。

Home Depot (ホー厶デポ)へ向かう日本のホームセンター

 

ホームセンターと呼ばれる DIY(Do It Yourself 自分でやれや~)から始まった大型総合道具屋さんが 今、転換期を迎えている。

 当初は大工さんが使う道具や合板パネルを小売りしていたに過ぎないが 一時期のDIYブームに乗ったチェーン展開後 ホームセンターは全国津々浦々 いたるところにその店舗が存在する。

 現在は大工道具はもちろんのこと 取り扱い商品はペットフード、文房具、キャンプ用品 etc etc etc.




 しかし聴くところによるとこの展開はそろそろ終わり。



 雑多の商品群を取り扱う形態のホームセンターはスーパー・ホームセンター(通常のホームセンターの約3倍の売り場面積)へ集約されるらしい。



 ではその他の既存店はどうなるのか?



 既存店は売り場を2分化する。



 1つはいわゆる技術畑向けの消費者に向けて専門店化を図り、早朝から営業し、大工さんを始めとする現場で必要な材料を安価に提供する。

 『HOME DEPOTは早朝から店舗をオープンし FREE COFFEE (ただでコーヒーが飲めるサービス)で大工さんのハートをつかんだ』(日本でも始まるかも… 実はドラッグストアも後にこのサービスを始めました…)


 もう1つはいわゆるショールーム化し、リフォーム需要に応えるべく浴槽、キッチンユニット等を陳列し相談窓口を設けて、今まで工務店やメーカーが対応していたニーズの取り込みを図ると同時に工事自体をも受注する。

 この展開は まさしくアメリカのHOME DEPOTの展開である。

 HOME DEPOTはアメリカの全土に約1,900店舗を展開し、その売り上げはなんと$73.1 Billion(730億ドル 約83兆円)。


 約十年前にDIY から DIFM (Do It For Me 私のためにやってね) へシフトし 現在も更にその展開に加速をつけている。

 日本のホームセンターは、アメリカですでに成功事例のあるこのホームセンターの展開を追いかけている。

 原材料をはじめとする建材周辺商材はどんどん安く売られている。


 そして大工さんの派遣もホームセンターは安価で行うのだ。



 日本の工務店さん、旧態然とした今までのやりかたでは確実に取り残されますよ。

アメリカで教えてもらったサービス

 

アメリカのモールや幹線道路沿いに並ぶショップへ買い物に行き、そのお店に目的のサイズや色の洋服や靴等の品物がない時によく経験する事で、日本での買い物ではあまり経験しない事の一つに

  「その品物なら○○のお店にも置いてあるから そこへ行って聞いて見たら?」

 と言うフレーズがある。

 もちろんその店でも取り寄せをすれば取れるのだろうが、そこの店員さんは親切に目的の商品が置いてあるだろう他のお店の場所や電話番号、更に電話をかけて在庫があるかその場で確認をとってくれる事もある。


  アメリカに渡ってきて間も無い頃に そんなことに遭遇した時はとても驚いた。

 ほとんどのマネキンさんや店員さんはコミッション・ベースで働いている事が多いので取り寄せをした方がその人の給料に直結するのに、である。

 最初は 「親切な人がいるものだな~」  くらいにしか考えていなかったが

 そんな場面に遭遇した後の自分の行動を分析するとそのお店に再来店している事が多いことに気づく。

  本当のお客様へのサービスは 無理やり売る事では無い。

 本当のお客様へのサービスは 

     その時々のお客様のニーズにタイムリーに答える事 
 
 だと思う。

アメリカの書店のCD試聴機

 

 アメリカの大型書店はBorders(ボーダーズ)社とBarn’s & Noble(バーンズ・アンド・ノーブル)社の2大勢力が凌ぎを削っている。

 その店舗はとにかく大きく使いやすい。

 今では日本でもあちこちに見られるようになったStarBucks Cofeeのコーナーを店舗内に構えたのも彼らだし、

 立ち読みならぬ座り読みを始めたのも彼らである。

 店内にはそのためのソファー(アメリカではカウチという)を設備している。

 …なぜアメリカでそのサービスが始まったのかは またの機会に書かせていただくとして…

 もちろん音楽コーナーもあってCDを陳列販売している。
 (週末になるとジャズやクラッシックの生演奏もしている店がある)

  その為の試聴機が優れ物。 

 コーナー、コーナーにはヘッドフォンと試聴できるミュージックの洒落たタッチセンサー式の

 案内版兼選択ボタンがあるだけ。

 日本の様に CDがくるくるまわるプレーヤーは何処にも無い。 

 ヘッドフォンを掛け 200以上も選択肢があるアルバムの中から好みの音楽を選んでボタンを押すと

 一瞬のうちにその音楽は始まるし、途中違うアルバムを選択しても2秒と待たされない。

  なぜか?  

  それは音楽が巨大なハードディスクに収められているからである。 

 それが店内のLAN回線と繋がっており、瞬時に好みの音楽が聴けるというわけである。

  要は 巨大なハードディスクとメモリのストレージを持った iPodを多人数で操作できるようにしてあるのだ 

 実は10年ほど前、日本にこの機械を持ち込み CDショップへ販売しようと計画したことがある。

 しかし意外な妨害に会い 販売はできなかった。

  著作権問題である。 

  楽曲をCDからハードディスクへコピーし不特定多数に視聴させるのは違法なのだ。 

 しかし本家本元がOKなのに日本ではなぜ駄目なのだろうか?

 業務用ということでレコード会社各社が後押しをしても良いと思うのだが…

 しかもその試聴機を使えば多種多様な音楽をいろんなお客様に聴いてもらえるんだよ

 売り上げが上がるでしょ?

  CDを購入するお客様も便利である。 

  CDを販売する店舗も管理がしやすくなる。 

  CDが売れれば発売元にも利益となる。 

  杓子定規なものの考え方をして マーケットを狭くしている古い頭の持ち主達に怒りを覚えた。 

  残念ながらまだ日本ではWIN WINのビジネス関係が成り立つ構造にはなっていない。

アメリカの不良娘・ベッキー Vol. 1

昔話を公開します。

笑ってやって下さい。

全て事実ですが もう時効です(^^;)

と言うことで

始めますね。
アメリカの不良娘・ベッキー Vol. 1

自家用操縦士の免許取得のためにアメリカ生活を始めた2ヶ月目、サンフランシスコの衛生都市、HAYWARD(ヘイワード)からワインで有名なNAPA(ナパ)より更に北へ約50マイルの田舎町CLEARLAKE PEARCE(クリアレイク・ピアス)へ引っ越して来て4日目の事だった。

フライト訓練の終了後、昨日買ってきたプリモスのワゴン(中古)に訓練仲間数人でワイワイいいながら乗り合って、ガソリンを入れに行ったときの帰り道、その出来事は起きた。

 

中古で買ったプリモス
中古で買ったプリモス

 

ふと見ると金髪のスタイルの良い二十歳位の女の子とちょっと背の低い黒髪の女の子がヒッチハイクをしていたのだ。

思わず咄嗟に『止まれ~!!』と叫んでいた。

僕はその時、運悪くハンドルを握っていなかったのだ。

びっくりした運転手役の「管制官泣かせの 斉(せい)さん」は訳も分からず急ブレーキ。
(何故 斉さんが『管制官泣かせ』なのかは 1話を使って詳しく説明するつもり)
僕は左側の窓を開け、道路を挟んで反対側の女の子に

「Where are you goin ?(どこ行くの?)」

と声を張り上げた。
女の子達はうれしそうな声で、

「CLEARLAKE OAKS(クリアレイク・オークス) !!」

と返してきた。

「CLEARLAKE OAKS ??? どこだ~?」 ・・・ まあいい、とりあえず乗っけよう。
「斉さん、Uターン、お願いします。」

ちらっと女の子を見て「オッケー、あいつらやな。」

斉さんと僕はこれだけで通じ合えた。他の野郎どもは何が起こっているのかわかっていない様だ。
(僕)  「Hi! どこへいくんだって?もう一度言ってよ」

(女の子)「 H~i . CLEARLAKE OAKSよ、この湖の反対側。」

(僕)  「了解。乗りなよ、送ってってあげるよ。」

(女の子)「ラッキー!」
ということでこの女の子達をまだ探検が済んでいない町、湖の反対側のCLEARLAKE OAKSへ送っていくことになった。
僕たちの住む寮替わりのトレーラーハウスとは反対方向、たぶんその町までは車で30分はかかるだろう。

本当は 帰って今日のフライトの復習と、明日のフライトの予習・・・

だが既にそんな気は全く無かった。
それは、今回のアメリカへの旅で固く心に決めている、絶対経験してやるぞ! という目標が実は3つあるからだ。

もちろん自家用操縦士の免許取得が必須。

次に金髪の女の子を彼女にすること、

そしてもうひとつ
それは…. 続く